• ホーム
  • ビール酵母でアレルギーが出たらザイザルで治療

ビール酵母でアレルギーが出たらザイザルで治療

ビールは代表的アルコール飲料の1つで大麦を発芽させた麦芽をビール酵母によって発酵させたアルコール飲料です。
この飲み物の歴史は古く紀元前4000年のメソポタミヤ文明においても記録が残っています。
現在では世界中で作られています。

そのビールでも食物アレルギーが起こることがあります。
ビール酵母はアレルギーの血液検査の項目でも度々見かけられます。

ビール酵母によるアレルギーはI型アレルギーによって引き起こされます。
I型アレルギーではアレルゲンが侵入した際に肥満細胞表面のアレルゲン特異的IgEにアレルゲンが捕捉され、ヒスタミンなどのケミカルメディエーターが放出されます。
それが全身に広がり、主にヒスタミンの作用によって鼻汁、鼻閉、くしゃみといった鼻炎症状、目のかゆみ、流涙、充血といった結膜炎症状が起こります。

こういった症状の改善にはザイザルという薬が有効です。
ザイザルは抗ヒスタミン剤と呼ばれる抗アレルギー薬です。
肥満細胞から放出されたヒスタミンは全身のヒスタミンH1受容体に作用することで症状を引き起こしますが、ザイザルはこのヒスタミンH1受容体と結合し、ヒスタミンが作用できないようにします。
よってザイザルはビール酵母アレルギーなどの食物アレルギーの症状改善には理想的な治療薬なのです。

抗ヒスタミン剤の問題点として、眠気、口渇といった副作用が発現しやすいというものが昔からありました。
しかしザイザルはそういった副作用が出にくいように改良されており、副作用の頻度は実際に低いものとなっています。
ただそれでもごく一部では眠気や口渇が現れることがあるので、もしザイザルを初めて飲む場合には特に注意が必要となります。